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移植した肝臓をB型肝炎ウイルスから守るために

抗HBs人免疫グロブリン製剤によるB型肝炎の再発・発症抑制

抗HBs人免疫グロブリン製剤を投与することにより、肝移植後のB型肝炎の再発や発症を抑えることができます。

抗HBs人免疫グロブリン製剤とは

抗HBs人免疫グロブリン製剤は、人の血液の中に含まれるB型肝炎ウイルスを攻撃する抗体を取り出して集めた薬です。
この薬を投与すると、肝移植後に増殖や活性化しようとしているB型肝炎ウイルスを攻撃し、ウイルスから肝臓を守ります。

抗ウイルス薬と抗HBs人免疫グロブリン製剤の併用について

抗ウイルス薬は、ウイルスを攻撃し、体の中でウイルスが増殖しないようにする薬です。
B型肝炎ウイルスから肝臓を守るため、必要に応じてこの薬が、抗HBs人免疫グロブリン製剤とともに投与されます。

B型肝炎ウイルスから移植した肝臓を守る抗HBs人免疫グロブリン製剤のはたらき

肝移植を受ける患者さんが現在、B型肝炎ウイルスに感染している場合(HBs抗原陽性のレシピエント)

レシピエントから悪い肝臓を取り除いてもレシピエントの体の中のどこかにB型肝炎ウイルスが潜んでいる。

体の中に残っているウイルスを抗HBs人免疫グロブリン製剤が攻撃します。

肝臓以外に潜んでいたB型肝炎ウイルスが活性化しても抗HBs人免疫グロブリン製剤が攻撃し、ウイルスから肝臓を守ります。

肝臓を提供する人がB型肝炎ウイルスに感染したことがあるが治癒している場合(HBc抗体陽性のドナー)

ドナーの肝臓を移植する時に抗HBs人免疫グロブリン製剤を投与する。

ドナーの肝臓から血液中に出てきたB型肝炎ウイルスを抗HBs人免疫グロブリン製剤が攻撃し、ウイルスから肝臓を守ります。