• このページは、乾燥濃縮人血液凝固第Ⅹ因子加活性化第VII因子「バイクロット®配合静注用」を お使いいただく際の溶解方法を解説するものです。​
  • 製剤の詳細は、添付文書をご参照下さい。​
薬剤(製剤)と溶剤(溶解液)
薬剤(製剤)と溶剤(溶解液)
溶解液注入針
溶解液注入針
注射器(シリンジ)
注射器(シリンジ)
翼状針(よくじょうしん)
翼状針よくじょうしん
審J2008286

溶解前の準備

溶解前の準備​

液体石鹸で指先までしっかり手を洗い、清潔にします。​
※固形石鹸は、菌が繁殖しやすいので使わないで下さい。​

机の上に「 薬剤と溶剤と移注セット」 を並べ、全部そろっているかを確認します。机の上も清潔にしておきます。​​

  • 薬剤バイアル​
  • 溶剤バイアル​
  • アルコール綿×2​
  • 溶解液注入針​
  • シリンジ​
  • 翼状針 (23/25G)​
  • 救急絆創膏 2種類​
  • 廃棄用ビニール袋​
  • 添付文書

薬の溶かし方

※溶解時に沈殿の認められるものは投与しないで下さい。

薬の溶かし方1

キャップを外し、アルコール綿で溶剤バイアルと薬剤バイアルのゴム栓を消毒します。​

薬の溶かし方2

溶解液注入針を開封します。中身は取り出さないで下さい。​

薬の溶かし方3

ケースに入れたまま溶解液注入針の青色の方を溶剤バイアルにしっかり刺し込みます。​

薬の溶かし方4

薬剤バイアルを平らな所におき、溶解液注入針を刺した溶剤バイアルを逆さまにし、溶解液注入針のピンク色の方を薬剤バイアルに垂直にしっかりと刺し込み、溶剤を薬剤バイアルに移注します。​

薬の溶かし方5

バイアルをゆっくり振盪し、薬剤を完全に溶解します。​

薬の溶かし方6

溶解液注入針の側面の外気導入ボタンを約5秒間押して、真空状態を解除します。​​

薬の溶かし方7 薬の溶かし方7

溶解液注入針の上下を両手でつまんで左右にひねり、真ん中から切り離します。​

注射の準備

注射の準備1

シリンジの先端にさわらないように注意し、シリンジを袋から取り出します。​

注射の準備2

溶解液注入針つきの薬剤バイアルにシリンジを取り付けます。​

注射の準備3

薬剤バイアルとシリンジを持ったまま逆さまにします。​

注射の準備4

外気導入ボタンを押しながら薬液をゆっくり抜き取ります。

注射の準備5

必要な本数を溶解して1本のシリンジにまとめます。シリンジの先端に触らないように注意して、翼状針または注射針を取り付けます。​
※本製剤に注射針は同梱されていません。​

準備完了!

廃棄方法

廃棄方法使い終わった後は、針類は針が飛び出さないような硬い容器に入れ、シリンジ、薬剤バイアルと溶剤バイアルは専用の袋に入れ、次の通院時に病院に持って行きましょう。​
製剤の空箱や溶解液注入針の空箱などは、自宅で廃棄してかまいません。​
詳しい廃棄方法は、 医療機関にお尋ね下さい。​

トラブルシューティング

溶剤が上手に移注できなかった場合の対応​

【移注不良の原因】​
溶剤バイアルに溶解液注入針を刺す前に、薬剤バイアルに先に刺す等して、薬剤バイアルの中が真空​状態ではなくなると、溶剤の移注ができなくなります。​

【移注不良発生時の対応】​​
次の溶解手順に従って薬剤を溶解して下さい。​

トラブルシューティング1

溶解液注入針を真ん中から切り離します。​

トラブルシューティング2

溶解液注入針のピンクの方にシリンジをつけて、溶剤バイアルに刺します。​

トラブルシューティング3

バイアルを逆さまにし、外気導入ボタンを押しながら、溶剤を抜き取ります。​

トラブルシューティング4

溶剤バイアルから溶解液注入針を抜き、薬剤バイアルに刺して溶剤を注入します。​

トラブルシューティング5

バイアルをゆっくり振盪し、薬剤を完全に溶かします。​

注意点

  • 家庭では、子どもによる誤用等を避けるため、薬剤の保管に十分注意して下さい​
  • 持ち運び時は、 車内など直射日光の当たる場所に放置しないで下さい​
  • 光の影響を防ぐために、薬剤バイアルは外箱に入れた状態で保存して下さい​
  • 冷蔵庫内で10℃以下に凍結を避けて保存することが望ましいですが、一旦室温で保存した場合は、使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫には戻さないで下さい​
  • 薬剤は使用する直前に溶解して下さい​
  • 他の製剤と混合しないで下さい​
  • 使用後の残液は細菌感染のおそれがあるので使用しないで下さい​
  • 溶解後はできるだけ速やかに使用して下さい​
  • 溶解時に沈殿が認められるものは使用しないで下さい​
  • 箱やラベルに書かれている有効期間を確かめて下さい​
  • バイアルがひび割れ等をおこしていないか確かめて下さい​
  • 使用後の容器内に残った薬液、移注セットは再使用しないで下さい​
  • 注射に足りないものはないか確認して下さい​
  • 薬剤バイアル・溶剤バイアル・シリンジなどの廃棄は、上記『廃棄方法』を確認して下さい