あちらこちらの筋肉に炎症がおこることにより、
力が入りにくくなったり、痛んだり、疲れやすくなったりする病気です。
特徴的な皮膚症状がみられる場合に、皮膚筋炎と呼ばれます。

審J2005090
あちらこちらの筋肉に炎症がおこることにより、
力が入りにくくなったり、痛んだり、疲れやすくなったりする病気です。
特徴的な皮膚症状がみられる場合に、皮膚筋炎と呼ばれます。
わたしたちのからだには、細菌やウイルスなどを退治し身を守るための「免疫」というしくみが備わっています。この免疫が自身の臓器を標的としてしまうためにおこる病気が自己免疫疾患です。多発性筋炎・皮膚筋炎は、免疫が筋や皮膚に対して働くことが原因でおこります。全身の病気であるため、膠原病の1つともされています。
なぜ自己免疫疾患がおこるのですか?詳しいことはわかっていません。生まれながらの体質に、細菌やウイルスの感染などの要因が加わることでおこると考えられています。
多発性筋炎・皮膚筋炎の特定医療費(指定難病※1)受給者証所持者数は22, 195人(2018年度末現在)です。
※1 ●難病情報センター 特定医療費(指定難病)受給者証所持者数(2018年度末現在) https://www.nanbyou.or.jp/entry/5354
多発性筋炎・皮膚筋炎の患者さんの男女比は、1:3です。
発症時期を年齢別にみると、50歳台に大きなピーク、5~9歳※2に小さなピークがあります。
※2 皮膚筋炎が多発性筋炎よりも多くみられます。