あなたはいつ、破傷風の予防接種をしましたか?

ガーデニングや家庭菜園が大好きなあなた、スポーツが大好きなあなた。
でも、野外活動には大きな落とし穴があるかもしれません。

破傷風とは?

破傷風の正体

破傷風は土壌に広く生息する破傷風菌による感染症です。
動物の腸の中や糞にも存在します。
破傷風菌は強力な神経毒素を産生し、中枢神経を侵し命に関わる症状を引き起こします。
特に野外活動が増える季節に多くみられます。

イラストイメージ

破傷風菌は傷から侵入

さびた釘が刺さった、グランドで転んで皮膚を擦りむいた、傷があるのに砂いじりをした、動物にかまれた場合など、破傷風菌は傷口から侵入します。
破傷風菌は小さな傷からでも侵入し、中には傷が見当たらないのに感染する場合もあります。
極めて少ない量の菌でも侵入して増殖すれば容易に発病します。

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破傷風を起こしやすい傷


受傷してからの時間6時間以上
傷の性状複雑(剥がれている、傷口が不整)
傷の深さ1㎝以上
受傷のきっかけ事故などによる打撲、刺し傷、やけど、重症の凍傷など
感染の兆候あり(局所の発赤、腫れ、疼痛)
壊死組織あり
異物あり(土壌、糞便、唾液など)
傷口の虚血あり
傷口の神経障害あり
病原微生物検出情報月報 Vol.2 3 , No.1(No.26 3)より一部改訂
監修:国立国際医療研究センター病院(NCGM)救命救急センター ・ 救急科 診療科長 佐々木 亮 先生