川崎病

免疫グロブリン療法を受ける患者さんと保護者の方へ

審J2305030

MENU

免疫グロブリン製剤ってどんな薬?

  • 献血時の問診

    血液を提供してくださる献血者の方に献血時の健康状態、過去や最近の病気のことなどをお聞きして、献血に適さないと考えられる方は献血をお断りしています。

  • 精密なウイルス検査

    献血していただいた血液について、病原体に関連した検査などを行います。これらの検査に合格した血液について、さらにウイルスの混入がないかを調べる検査を行って、合格した血液のみを原料として使っています。

    [全献血者の血液の一部は、トレーサビリティー(追跡調査)を確保するため、11年間凍結保管されます]

  • 原料の貯留保管

    血漿を一定期間以上貯留保管し、献血後に感染リスクが判明した場合は、これを取り除きます。

  • ウイルスの除去・不活化処理

    この薬の製造の過程では、ウイルスに対する安全対策として様々な処理を行っています。

  • 最終製品確認試験

  • 国家検定

  • 医療機関

この薬は人の血液を原料としており、病原体に絶対に感染しないと言い切ることはできませんが、最近の製造法による免疫グロブリン製剤によって病原体に感染し、病気になったという報告はありません。