川崎病

免疫グロブリン療法を受ける患者さんと保護者の方へ

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免疫グロブリン製剤ってどんな薬?

  • 免疫グロブリン(抗体)という血液中の成分が有効成分です。
  • 日本国内の健康な献血者の血液から作られています。

免疫グロブリン(抗体)とは血液中の成分で、体に入ってきた病原体などから私たちを守る『免疫』というシステムにおいて重要な役割を担うタンパク質です。この、免疫グロブリン(抗体)を高純度に精製することにより、注射できるようにした製剤です。

投与記録の保管について

この薬を投与された患者さんのお名前や住所などを記録し、少なくとも20年間投与した病院で保管します。

万一、この薬が原因で感染症が発生し、感染被害の拡大を防止するために必要と認められ、かつ、投与された患者さんの利益になる場合には、投与記録を製造販売元へ提供することがあります。記録の使用においては個人情報の保護に細心の注意が払われますのでご安心ください。

この薬の原料となった血液を提供してくださった献血者の情報は日本赤十字社に、また医療機関への供給記録などは製造販売元で30年間保存されており、投与した病院の記録から献血者までのトレーサビリティー(追跡調査)が確保されています。