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退院後の管理や治療は?

  • 退院後の管理や治療法は、冠動脈に障害が残らなかった場合と残った場合、また、残った場合はその程度によって異なります。

冠動脈に後遺症がなかったとき

発症1ヵ月(3ヵ月、6ヵ月)、1年、5年後を目安に診察を受けることをお勧めします。しかし、1年に1回程度は、診察を受けたほうがよい場合もあります。また、その後については主治医と相談してください。また、心電図、心エコー検査1)、胸部X線などの検査を適宜受けることが望まれます。さらに、最終チェックとして、検査が可能な年齢であれば運動負荷心電図2)を受けることが望ましいとされています。

急性期の症状がなくなってからは、アスピリンなどの血液を固まりにくくする薬(抗血小板薬)を1ヵ月~3ヵ月後くらいまで服用することがあります。

日常生活で気をつけることは特にありません。運動も制限する必要はありません。

  1. 1)心エコー検査
    超音波を利用して冠動脈瘤などの細い血管の状態を体の表面からおおむね観察することができます。X線被ばくなどの負担もありませんので、安心して繰り返し受けることができます。ただし非常に細かい血管は観察できない場合があります。
  2. 2)運動負荷心電図
    ベルトコンベアー上の走行、階段運動、自転車こぎなどで心臓に負荷をかけながら心電図をとることで、運動時にも心臓の筋肉に必要な血液が流れ、虚血症状が無いか調べます。

冠動脈に瘤が残った患者さん

特に、冠動脈に中くらいから大きな瘤が残った患者さんは、治療と生活の管理が必要ですので、主治医とよく相談してください。