JB(日本血液製剤機構)って、何をしているの?

血液からつくるお薬、 けっ 漿しょうぶんかくせいざい をつくっています。
JBでは千歳工場と京都工場の2つの工場で、日本赤十字社の血液センターから届けられる けっ 漿しょう を原料として、20種類以上の けっ 漿しょうぶんかくせいざい をつくっています。

けっ 漿しょうぶんかくせいざい にはどんな種類があるの?

  • イラスト:免疫グロブリン製剤
  • 病原菌から体を守ったり、炎症をおさえたりする薬(免疫グロブリン製剤)

    細菌やウイルスによる感染症の予防や治療、免疫機能の調整が必要な人に使われています。様々な病気に対して、40年以上にわたり、子供から大人までたいへん多くの患者さんに使用されています。

  • イラスト:アルブミン製剤
  • 血液の循環(流れ)を保つ薬(アルブミン製剤)

    やけどや大ケガ、手術により大量出血したときや、お腹に水分がたまる腹水の症状や体のむくみを改善するために使われています。

  • イラスト:凝固因子製剤
  • 出血を止める薬(凝固因子製剤)

    血液を固まらせる成分が体内で不足している患者さんが、ケガなどをした時に、血液が止まりにくくなっている状態を改善するために使われます。

重い病気や、ほかの薬では代用できない病気に使われることが多いんだ! 重い病気や、ほかの薬では代用できない病気に使われることが多いんだ! 血液事業について