「手助けの攻撃隊(免疫グロブリン製剤)」を
補充するのはどんなとき?

下の4つの条件がそろったら、「自前の
攻撃隊」が十分につくられていないこと
になり、「手助けの攻撃隊(免疫グロブリン
製剤)」を補充します。

免疫グロブリン製剤の補充

中耳炎を半年で4回以上
くりかえしている。

中耳炎をくりかえす子ども

「自前の攻撃隊」が少ない。

継続してIgG2
が80mg/dL
未満であること

lgG2が継続して少量である赤ん坊

※IgGは「攻撃隊(免疫グロブリンG)」のことです。
IgG2はその中の1つで、中耳炎の原因となるバイ菌に対して
重要な働きをしています。

バイ菌が確認できる。

起炎菌として
肺炎球菌、または
インフルエンザ菌が
同定されていること

肺炎球菌やインフルエンザ菌の存在

ワクチンを接種したことがある。

肺炎球菌ワクチン、
Hibワクチン接種による
予防効果が十分に得られ
ていないこと

肺炎球菌ワクチンやHibワクチン接種のイメージ

※ワクチンは、「自前の攻撃隊」をつくらせるきっかけになるものです。