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エクリズマブ

2017年12月より、重症筋無力症(MG)の治療薬として新しくエクリズマブという薬が加わりました。エクリズマブは補体の阻害薬で、これまでになかった新しいタイプの薬です。

エクリズマブを投与することができるのは、抗アセチルコリン受容体が陽性の全身型MGのうち、免疫グロブリンや血液浄化療法といった治療を行っても効果が不十分な患者さんに限られます。

エクリズマブを使用しているときは、重大な副作用である髄膜炎菌感染症に十分注意する必要があります。髄膜炎菌感染症は生命にかかわることもあるため、高熱が出た場合には速やかに担当医師に連絡をしてください。

2019.03.01
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