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講演会・学会共催セミナー

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第36回日本医療薬学会年会 メディカルセミナー25

  • 日時
    2026年11月23日(月)12:40~13:40
  • 会場
    第16会場(ホテル金沢 5F「アプローズ」)
    Google Maps
  • テーマ
    薬剤師が考える敗血症性DIC治療の最前線
  • 座長
    金沢医科大学病院 薬剤部
    西田 祥啓 先生
  • 演者1
    刈谷豊田総合病院 薬剤部
    木下 照常 先生
  • 演題1
    敗血症管理における適切な初期治療と病院薬剤師の役割
    ~循環・DIC管理を見据えた抗菌薬最適化戦略~
  • 抄録1
     敗血症は、感染症に対する生体反応の調節不全により臓器障害をきたす予後不良な病態であり、迅速な循環管理や敗血症性DIC への移行阻止など多角的な全身管理が求められる。しかし、初期蘇生時の輸液負荷や分布容積の増大、過大腎クリアランスなどは、水溶性薬剤の分布容積増大や排泄促進を引 き起こし、初期抗菌薬の投与量不足を招くリスクがある。
     一方で、診断後早期の適切な初期抗菌薬投与が救命率向上に直結するものの、不適切な広域抗菌薬の漫然投与は、耐性菌の誘導や副作用による転帰悪化に繋がる。
     本講演では、敗血症の病態が薬物動態(PK/PD) に与える影響を整理し、初期ローディングや抗菌薬持続/ 延長投与戦略等の実際を解説する。さらに、適切な抗菌薬投与による早期の感染制御が、過剰炎症や凝固亢進を抑える基盤となる点に触れ、循環管理から次演題のDIC 治療へと繋ぐ、病院薬剤師が果たすべき臨床的役割と介入について考察する。
  • 演者2
    済生会横浜市東部病院 薬剤部
    今浦 将治 先生
  • 演題2
    「敗血症性DICを治療する」とは、どういうことか。
  • 抄録2
     敗血症は、「感染に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害」と定義されています。生命にとって、この制御不能な状態は極めて異常です。
     なぜなら、生命は基本的に、できるだけ「変わらない」という戦略を優先させることによって、その恒常性を維持しているからです。負のフィードバック機構がそれです。しかし、敗血症ではこれが機能せず、産物が産物を生み加速し、制御不能なパニック状態になります。だから、異常なのです。そして、生物学的には、この状態はカタストロフィー(破局)をもたらすとされ、敗血症では臓器障害を呈します。
     このように考えると、パニックの原因となった感染をコントロールすることは当然やるべきことですが、パニックを鎮める必要はないのでしょうか?
     私達は経験的に知っています。パニックは早期対応が重要であることを。実は、敗血症におけるパニック状態への対応こそ、DIC治療なのです。

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