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理事長挨拶

『善意と医療のかけ橋』を目指して

一般社団法人日本血液製剤機構は、2012年6月に日本赤十字社が設立した社団法人であり、その目的は、日本国民が使用する血液製剤は国内の献血で賄うという理念のもとに制定された血液法の趣旨に沿って、血液製剤の国内自給を推進することにあります。
日本赤十字社の提唱に賛同した田辺三菱製薬㈱が、機構設立当初に会員に加わり、同社傘下の血漿分画製剤事業を日本血液製剤機構に統合しました。​

日本血液製剤機構は設立から12年を経て、需要が拡大する免疫グロブリン製剤や自給率が比較的に低いアルブミン製剤等の増産及び販売に努めてきたほか、他社の血漿分画製剤の受託販売についても業務を拡大し、国内献血由来製剤による自給促進と市場の安定化にも貢献してきました。

もとより日本血液製剤機構は、営利を目的としない一般社団法人であり、国民の皆様から頂いた献血という「愛」を血漿分画製剤という「力」に変えて、疾患に苦しむ患者さんの健康の維持増進、医療の向上に寄与することが事業の根幹です。これからも広く皆様の意見を拝聴し、患者さんや医療関係者に信頼される高品質な製剤を安定的にお届けすべく邁進してまいります。

理事長 中西 英夫

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